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【悲報】はてな(3930)安すぎて購入したいという気持ちを抑えられない

このブログの運営元である、株式会社はてなの株価が急落しています。

 

はてな株価

 

 

皆さんご存知の、はてな(3930)は、インターネット上のコミュニケーションを支えるサービスを提供する会社です。

 

はてなブックマークはてなブログなど、多くの人に利用されているサービスを運営しています。

 

特に、はてなブログは、個人や企業の情報発信に欠かせないツールになっています。

直近の決算資料によると、登録ユーザー数は1,214万人も抱えているようです!

正真正銘の日本最大級のブログサービスです。

 

 

はてなユーザ数FY23 4Q末時点で1,214万人

 

もちろん、1人で複数アカウント作成できる仕様ですので、ユニークユーザー数ではないとは思います。

ただ、1,000万人以上のユーザー規模というものは国内のインターネットサービスでは最大級のものと言えるでしょう。

 

これだけ多くのユーザーを抱えているにもかかわらず、株価はかなり安いと言わざるを得ません。

 

現在の株価は773円ですが、これは時価総額に換算すると約24億円です。

 

ちょっと安すぎませんかね。。。

ということは、赤字経営なのでしょうか?

 

売上高は約30億円、営業利益は約2億円、当期純利益は約1億円と、安定した収益を上げており、決して赤字経営の会社ではなく、きちんとした黒字経営が行えております

 

もちろん、ブログ自体が他の動画配信サービスやSNSに押されており、少しオワコン気味なサービスであることは否めません。

 

なるほど、ブログのサービス自体が下火だから、あまり評価されていないということでしょうか。

 

しかし、売上構成比を見ると、「はてなブログ」を含む「コンテンツプラットフォーム」の売上は全体売上の約10%と、非常に小さいことがわかります。

 

ブログで儲けていたんじゃないんだ。。

 

はてなの売上構成比

 

はてなの売上を多く支えているのは、「テクノロジーソリューション」というセクションで、これはほぼ法人向けの受託サービスであり、つまりブログ事業は収益の柱ではなく、開発の下請け事業で食いつないでいることになります。

 

下請け事業は、一般的に、今後の売上や利益について請負元や発注者に依存するため、あまり株式市場で高い評価がつくことはありません。

 

つまり、はてなの実態はB2Bのソフトウェア開発会社だったというわけです。

 

とはいえ、黒字経営で、メイン事業でなくとも、ToC向けサービスで1,000万人規模のユーザーを抱えていますので、24億円はかなりお買い得に見えます。

 

今後、はてなによる画期的なサービスの開発により、1000万人ユーザーという資産を活かした事業展開の可能性がゼロなわけではありません。

 

また、ユーザ数などの資産を目当てに、他の大手企業による提携やM&Aの可能性もあります。

 

その際は、株価は大きく上昇することが見込まるでしょう。

 

私は、はてなの株価が今後上昇することを期待しています。

 

 

残念ながらいまはプライベートで新婚旅行が控えている関係で、はてなに余力資金を回す十分なお金がないのですが、、、今後もはてなの動向に注目していきたいと思います。